充分だったのにcombo
2009年 07月 18日
Windows 7 日本語版の発売日が10月22日に決定
"XPで充分"という声はよく聞く。(案の定Vistaは素通りです、はい)
でも、何年か経つと何故かWindows7入ってるだろうというツンデレっぷりが予想できる。
メーカーPC買うと強制的についてくるので仕方ないといえば仕方ないんですが、
確かXPが出回り始めた頃は"2000で充分"とか言ってたよーな気がしないでもない。
このカラクリはMicrosoftのサポート切れに起因する。ちうか、MS自体のサポート切れは
比較的どーでもいーんですが、肝心なのはサードパーティがMSのサポート切れに
便乗していろいろと打ち切ってくれやがるんですよ。自分なんか2000どころか98SEで
充分だったのに、それが今じゃUSBメモリさえ使えない。
…とまあ、この他にもいろいろあって結局XP使ってたりする。
んで、こーやって嫌でもOS買い替えざるを得ない中毒症状から脱却するため、一時期は
メインの環境をLinuxに移すことを試みたわけですよ。最近のディストリビューションは
昔と比べればだいぶ敷居が低くなった。webとメールとOfficeぐらいしか使わない
ライトユーザならLinuxで充分なくらい。WindowsもMacも買わなくてよろしい。
ところが、長年Windowsを使い込んでると、使い慣れたアプリに相当するものが
Linuxにはないという罠がある。一応、WineっつーLinuxでWindows用のアプリを
動かすためのソフトもあるんですが、当時は再現性に満足いくものではなかったんだな。
で、結局Windowsに出戻りしたのでありました。
でも、最近のWineはだいぶ進化しているみたいなので、XPグッバイな時期がやってくる
頃にもう一度Linux移行を試してみるかもしんない。
おまけ: 自分の"充分だったのに"史
・Windows3.x
DOSで充分。Windowsなんて重いもん使ってられっか。
主にFILMTN上でいろいろ作業してたです。
といっても、当時のメイン環境はX68Kだったんで仕事以外ではDOSさえ使って
なかったけど。
で、DOSで充分だったのに…
仕事でwebを使うようになったので、移行せざるを得なかった。
・Windows95 OSR2
この頃はワークスタイルが大きく変わった時期でもある。
導入当初からツール類には恵まれていたので、これで充分な環境が整えられた。
でも、Explorer重いのが気になったので、相変わらずFILMTN上での操作がメイン。
このため、長いファイル名を忌避して8.3形式に収める癖があった。
これは今でも名残あったり。
で、95で充分だったのに…
ここで3つの問題が出てきた。
・USB機器が対応していない
・Windows保護エラーっつーわけわからん現象が頻発
・CD焼き安定化目的でメモリ増やしたら何故かメモリ不足で起動しない罠。
最後のやつはsystem.iniに
[386Enh]
MaxPhysPage=3C000
[vcache]
MinFileCache=8192
MaxFileCache=65536
と書いてやれば動くんですが、セーフモードでは効かないので悪しからず。
そんなわけで、移行せざるを得なくなった。
・Windows98 SE
メモリの問題は健在なんですが、症状は軽くなっていてインストール直後なら
起動はできる。ビデオカードのドライバ入れるとAGPと競合するみたいなんで、
その前に95のときと同様の対処法でおk
95→98移行の際、特に問題はなかったかな…?
知り合いにいろいろ脅されてはいたけど、少なくとも自分が使っていたソフトに
関しては完全動作確認。
私見をいえば、この頃が一番使い勝手よかったかも。
この最大要因だったのが、system.ini のこれ。
[386Enh]
ConservativeSwapfileUsage=1
これは、物理メモリが足りている限り仮想メモリを一切使わない設定。
ハードディスクのアクセスが抑えられ、ものすごく快適になるです。
何故か2000以降(つーか、NT系)にはない機能なのねん。
で、98で充分だったのに…
プリンタを導入したんですが、このドライバがメモリをバリバリ食う。
USERリソースが枯渇しやすくなってしまった。
いくらメモリを増やしても、Win9x系にはこゆ落とし穴がある。
幸い、ノートPCがXPなのでそっちでおk
まだまだ98健在…と思いきや、別の罠が。
ゲーム用にハイエンドの環境を整えようと思ったら、ビデオカードのドライバが
98非対応とな。これが便乗サポート切れの洗礼。
そんなわけで、移行せざるを得なくなった。
・Windows2000 SP4
移行したはいいが、いろんなソフトで問題発生。
互換オプションというものは一応あるんだが、役に立った試しがない。
・CD-DA再生のあるゲームが仮想CDドライブから再生してくんない
Win9xにはデフォルトCDドライブの設定ができたのだが、この機能がない。
これはハードウェアプロファイル分けて片方のCDドライブ殺すという荒業で対応可。
・他にもまともに動かないゲームがいくつか
トゥームレイダーとかトゥームレイダーとか…
・RootFTPの動作がやけに重い
大量のファイルを転送していると、何故かだんだん転送が遅くなっていく。
・マイドキュメントuzeeeee
OS再インストールしても消えないよう、データ類はOS入れたドライブと分けてんのに…
Application Dataなんかも同罪。
…ちうことで、2000導入後もメイン環境は98のまんまだったり。
新しいゲームと98で動かないやつだけ2000という感じで。
その後、時が経つにつれだんだん2000側にクロスフェード。
仮想メモリがうざったい問題に対しては、i-RAMを導入して仮想メモリを無理矢理
RAMに追い遣るという荒業で。ついでにテンポラリもi-RAMに移して98時代以上の
快適さを手に入れましたとさ。めでたし、めでたし。
さらに、"充分だったのに…"状態解消を模索するため、クライアントとしての
Linuxの導入を目論む。Linux自体は既にファイルサーバ用にあったのだが、
サーバとしてのLinuxとクライアントとしてのLinuxはそれぞれの使い勝手を
追求すると全く別物になってしまうんですな。
こんな感じで、当時は
98: フェードアウト中
2000: フェードイン中
XP(ノートPC): モバイル環境
Debian: ファイル&webサーバ
SUSE: クライアント実験用
という最もカオスな時期でありました。
でもやはり、"充分だったのに…"からは逃れられなかった。
仕事で最新のDirectX SDKが必須になった。
サポート切れた2000には対応してくれません。
そんなわけで、移行せざるを得なくなった。
・WindowsXP Professional SP2
2000と違ってトゥームレイダーもちゃんと動いてくれるからいいや。
2000グッバイ…なんだけど、これはこれでいろいろと使い勝手悪い点が。
・外付けHDD繋いだ途端にファイルスキャンuzeeeee
余計なお世話だ。
回避方法見つけたけど。
・規定のプログラムuzeeeee
関連付け無視してクソ重いWMPが立ち上がったりとか嫌や。
回避方法見つけたけど。
・関連付けバグ
関連付け先ソフトをアンインストールすると、その後に別のソフトを
関連付けし直そうとしても全然関係ないソフトに化ける。
レジストリいぢんなきゃ直せないです。めんどくちゃい。
・IME退化
変換候補が突然出てこなくなることが多々。
これは、ATOK買えということか?
その後、
98: 引退(空いたから実験に使えるぉ)
2000: ファイル&プリントサーバ
XP: メイン環境
XP(ノートPC): 外仕事用&寝室用
XP(UMPC): 真・モバイル環境
Debian: webサーバ
Ubuntu: 最近実験してない
と、台数は増えたけど役割は固まり、カオスっ気は解消。
で、今に至る。
因みに、Vistaはさらに斜め上をいっているわけで。
・SuperFetch uzeeeee
切るべし。
・UAC uzeeeee
切るべし。
或いは、できるだけProgram Filesにはインストールしない。
・Explorer詳細表示項目勝手に変更してuzeeeee
画像フォルダとか、項目が違うんですよ。
その度に手動で項目入れ替えなきゃなんない。
・UIアニメーションuzeeeee
XPまでならTweakUIとか窓の手とかで一通り切れたんだけどね…
・IMEさらに退化
半角/全角押しても起動しないことがよくある。
Alt+半角/全角なら起動するんだけど…
もーいや…
"XPで充分"という声はよく聞く。(案の定Vistaは素通りです、はい)
でも、何年か経つと何故かWindows7入ってるだろうというツンデレっぷりが予想できる。
メーカーPC買うと強制的についてくるので仕方ないといえば仕方ないんですが、
確かXPが出回り始めた頃は"2000で充分"とか言ってたよーな気がしないでもない。
このカラクリはMicrosoftのサポート切れに起因する。ちうか、MS自体のサポート切れは
比較的どーでもいーんですが、肝心なのはサードパーティがMSのサポート切れに
便乗していろいろと打ち切ってくれやがるんですよ。自分なんか2000どころか98SEで
充分だったのに、それが今じゃUSBメモリさえ使えない。
…とまあ、この他にもいろいろあって結局XP使ってたりする。
んで、こーやって嫌でもOS買い替えざるを得ない中毒症状から脱却するため、一時期は
メインの環境をLinuxに移すことを試みたわけですよ。最近のディストリビューションは
昔と比べればだいぶ敷居が低くなった。webとメールとOfficeぐらいしか使わない
ライトユーザならLinuxで充分なくらい。WindowsもMacも買わなくてよろしい。
ところが、長年Windowsを使い込んでると、使い慣れたアプリに相当するものが
Linuxにはないという罠がある。一応、WineっつーLinuxでWindows用のアプリを
動かすためのソフトもあるんですが、当時は再現性に満足いくものではなかったんだな。
で、結局Windowsに出戻りしたのでありました。
でも、最近のWineはだいぶ進化しているみたいなので、XPグッバイな時期がやってくる
頃にもう一度Linux移行を試してみるかもしんない。
おまけ: 自分の"充分だったのに"史
・Windows3.x
DOSで充分。Windowsなんて重いもん使ってられっか。
主にFILMTN上でいろいろ作業してたです。
といっても、当時のメイン環境はX68Kだったんで仕事以外ではDOSさえ使って
なかったけど。
で、DOSで充分だったのに…
仕事でwebを使うようになったので、移行せざるを得なかった。
・Windows95 OSR2
この頃はワークスタイルが大きく変わった時期でもある。
導入当初からツール類には恵まれていたので、これで充分な環境が整えられた。
でも、Explorer重いのが気になったので、相変わらずFILMTN上での操作がメイン。
このため、長いファイル名を忌避して8.3形式に収める癖があった。
これは今でも名残あったり。
で、95で充分だったのに…
ここで3つの問題が出てきた。
・USB機器が対応していない
・Windows保護エラーっつーわけわからん現象が頻発
・CD焼き安定化目的でメモリ増やしたら何故かメモリ不足で起動しない罠。
最後のやつはsystem.iniに
[386Enh]
MaxPhysPage=3C000
[vcache]
MinFileCache=8192
MaxFileCache=65536
と書いてやれば動くんですが、セーフモードでは効かないので悪しからず。
そんなわけで、移行せざるを得なくなった。
・Windows98 SE
メモリの問題は健在なんですが、症状は軽くなっていてインストール直後なら
起動はできる。ビデオカードのドライバ入れるとAGPと競合するみたいなんで、
その前に95のときと同様の対処法でおk
95→98移行の際、特に問題はなかったかな…?
知り合いにいろいろ脅されてはいたけど、少なくとも自分が使っていたソフトに
関しては完全動作確認。
私見をいえば、この頃が一番使い勝手よかったかも。
この最大要因だったのが、system.ini のこれ。
[386Enh]
ConservativeSwapfileUsage=1
これは、物理メモリが足りている限り仮想メモリを一切使わない設定。
ハードディスクのアクセスが抑えられ、ものすごく快適になるです。
何故か2000以降(つーか、NT系)にはない機能なのねん。
で、98で充分だったのに…
プリンタを導入したんですが、このドライバがメモリをバリバリ食う。
USERリソースが枯渇しやすくなってしまった。
いくらメモリを増やしても、Win9x系にはこゆ落とし穴がある。
幸い、ノートPCがXPなのでそっちでおk
まだまだ98健在…と思いきや、別の罠が。
ゲーム用にハイエンドの環境を整えようと思ったら、ビデオカードのドライバが
98非対応とな。これが便乗サポート切れの洗礼。
そんなわけで、移行せざるを得なくなった。
・Windows2000 SP4
移行したはいいが、いろんなソフトで問題発生。
互換オプションというものは一応あるんだが、役に立った試しがない。
・CD-DA再生のあるゲームが仮想CDドライブから再生してくんない
Win9xにはデフォルトCDドライブの設定ができたのだが、この機能がない。
これはハードウェアプロファイル分けて片方のCDドライブ殺すという荒業で対応可。
・他にもまともに動かないゲームがいくつか
トゥームレイダーとかトゥームレイダーとか…
・RootFTPの動作がやけに重い
大量のファイルを転送していると、何故かだんだん転送が遅くなっていく。
・マイドキュメントuzeeeee
OS再インストールしても消えないよう、データ類はOS入れたドライブと分けてんのに…
Application Dataなんかも同罪。
…ちうことで、2000導入後もメイン環境は98のまんまだったり。
新しいゲームと98で動かないやつだけ2000という感じで。
その後、時が経つにつれだんだん2000側にクロスフェード。
仮想メモリがうざったい問題に対しては、i-RAMを導入して仮想メモリを無理矢理
RAMに追い遣るという荒業で。ついでにテンポラリもi-RAMに移して98時代以上の
快適さを手に入れましたとさ。めでたし、めでたし。
さらに、"充分だったのに…"状態解消を模索するため、クライアントとしての
Linuxの導入を目論む。Linux自体は既にファイルサーバ用にあったのだが、
サーバとしてのLinuxとクライアントとしてのLinuxはそれぞれの使い勝手を
追求すると全く別物になってしまうんですな。
こんな感じで、当時は
98: フェードアウト中
2000: フェードイン中
XP(ノートPC): モバイル環境
Debian: ファイル&webサーバ
SUSE: クライアント実験用
という最もカオスな時期でありました。
でもやはり、"充分だったのに…"からは逃れられなかった。
仕事で最新のDirectX SDKが必須になった。
サポート切れた2000には対応してくれません。
そんなわけで、移行せざるを得なくなった。
・WindowsXP Professional SP2
2000と違ってトゥームレイダーもちゃんと動いてくれるからいいや。
2000グッバイ…なんだけど、これはこれでいろいろと使い勝手悪い点が。
・外付けHDD繋いだ途端にファイルスキャンuzeeeee
余計なお世話だ。
回避方法見つけたけど。
・規定のプログラムuzeeeee
関連付け無視してクソ重いWMPが立ち上がったりとか嫌や。
回避方法見つけたけど。
・関連付けバグ
関連付け先ソフトをアンインストールすると、その後に別のソフトを
関連付けし直そうとしても全然関係ないソフトに化ける。
レジストリいぢんなきゃ直せないです。めんどくちゃい。
・IME退化
変換候補が突然出てこなくなることが多々。
これは、ATOK買えということか?
その後、
98: 引退(空いたから実験に使えるぉ)
2000: ファイル&プリントサーバ
XP: メイン環境
XP(ノートPC): 外仕事用&寝室用
XP(UMPC): 真・モバイル環境
Debian: webサーバ
Ubuntu: 最近実験してない
と、台数は増えたけど役割は固まり、カオスっ気は解消。
で、今に至る。
因みに、Vistaはさらに斜め上をいっているわけで。
・SuperFetch uzeeeee
切るべし。
・UAC uzeeeee
切るべし。
或いは、できるだけProgram Filesにはインストールしない。
・Explorer詳細表示項目勝手に変更してuzeeeee
画像フォルダとか、項目が違うんですよ。
その度に手動で項目入れ替えなきゃなんない。
・UIアニメーションuzeeeee
XPまでならTweakUIとか窓の手とかで一通り切れたんだけどね…
・IMEさらに退化
半角/全角押しても起動しないことがよくある。
Alt+半角/全角なら起動するんだけど…
もーいや…
by denullpo
| 2009-07-18 10:35
| 戯れ言